一強時代を築いたジョコビッチのまっすぐな姿勢










ダイナミックだった相手選手に比べ、とても静かなプレーを淡々と繰り広げているのを感じます。
ボールに入るまでがとてもスムーズで無駄がなく、ボールを打った直後も滑らかに元のポジションに戻っています
とても静かであるにも関わらず、ボールにはしっかり力が伝わり、真っ直ぐ伸びのあるボールが飛んで行っています。

そのプレーを支えているのが姿勢の良さなのです。
骨盤を立て、背筋が伸び、常にその体幹が崩れずに動作しているのです。

体幹が折れずに常に真っ直ぐとなっていることで、

・エネルギーのロスが少ないため、少ない力でもボールにしっかりと力が伝わり

・頭が動かないことで、より冷静な対処と的確な判断がくだせます。

さらに、

姿勢がよくなり、骨盤の周りの筋肉が刺激されることでぽっこりお腹が解消される、という一般のプレイヤーには嬉しいメリットもあります。

さて、二番目の頭が動かない点ですが、
ブレブレで撮ったカメラと、しっかり固定して撮ったカメラを想像してみてください。
ブレブレで撮った画像は何が写っているのかはっきりと分かりにくいですが、固定して撮ったものは鮮明に映っているのでより多くの情報を受け取ることができます。

脳もカメラと同じで、頭を出来る限り動かさずぶれさせずにプレーすることで、多くの情報を判断でき、それでいて足や腕に、より的確な指示を出すことが出来るのです。

常に姿勢よく、体制を崩さずプレーすることを心掛けていくことで、より精度の高いショットを打つことに繋がるのです。

では、改めて動画前半のテイラー・フリッツの動きに注目してみましょう。

今度はどのように感じるでしょうか?

ダイナミックな動きで、力強いショットを打っているようにも見えますが、一方で大きな動きが多く体幹が動くので頭もぶれやすくショットの安定性にか欠けるように感じます。
また、打つ前からフォアハンドで打つ意識が強いことで重心が偏りやすくバックハンドで打たざるを得ない状況になったときの体の傾きやぶれが大きくなっています。
さらにしっかりタイミングを取っていますが、これも注意が必要です。タイミングを大きくとることは頭のぶれが大きくなることに繋がるからです。空中に浮いている時間が多くなることも、ボールに反応し辿り着くまでの時間を削ることにもなりかねないため、タイミングを取る動作自体も大きくとり過ぎず、滑らかに取り、姿勢をしっかり保つことで頭をブラさないようにすることが大事なのです。

さて、ここまでをまとめますと。

ジョコビッチのような

骨盤を立てた真っ直ぐな姿勢を保ち、プレーを行うことで、
ボールにしっかりと力を伝えることが出来、
小手先の力に頼らないことでショットの安定性が上がり、
頭がぶれないことで、状況判断を冷静に行うことが出来るようになる

のです。

皆さんも、今後テニスをするときは、姿勢を意識してテニスをしてみてください。
すぐに変わるものではありませんが、日々の意識によって、徐々にショットの精度がよくなり、試合でも安定したプレーが出来るようになっていくことでしょう。










余談ですが、
ジョコビッチの試合を見る際に、色々なところに注目して見ると勉強になることがあるのですが、
上で説明したように、姿勢に注目して見たり、頭のみに注目してみたりしてみてください。試合中でも他の選手と比べ頭の動きがとても滑らかなのが見て取れます。

施設条件検索

種別を選択して下さい

以下ご希望の条件を選択して施設検索ボタンを押して下さい


都道府県選択

市区郡町村選択

駅歩分