次世代の筆頭、シャパバロフ

さて、ここで一つ動画を紹介したいと思う。
負けた試合ではあるが、最高潮であるデルポトロの対戦にて、サーブ・ストローク・ボレーの技術力の高さ、その戦術の多さ、そしてフットワーク等、試合当時、18歳とは思えないプレーを見ていただきたいと思う。










いかがだっただろうか。
ナンバーワンの未来が少し見えただろうか!?

ここまでの説明で非の打ちどころのないように思われるが、まだまだ伸びしろはある。

プレーの中でシャパバロフのフォアハンドを打った後の右足に注目してい頂きたい。
ほとんどのショットで打った後の右足が大きく後ろに回る。体を回転させて強いショットが打てている証拠だが、その分、次のプレーへの移動が遅れる。
外へ追い出されている状態から中央に戻るとき、コートの後ろにいるときからネットに出ていくときにやはり一歩目が遅くなる。
動きの中でボールを捉える能力の高さとフットワークで補ってはいるが、攻撃的な場面では、ボールを捉えるときの重心を少し前にしたり、次のポジション取りに向けた重心移動を取ることで、今のショットから次のショットへの最短距離を進むようなパターンも必要となってくる。
そうすることにより、もっとネットプレーでのポイントが増えるだろうし、守りにおいても多くのボールをカバーできるようになるだろう。

第2に、重要なポイント、取っておきたいポイントで取れきれないところがある。
統計を取ったわけではないが、2017年のレーバーカップ、ズべレフ戦では大事なセットポイントでは待ちきれずネットにかけてしまったし、二つのタイブレークを両方とも落としてしまった。二つ目のタイブレークでは5-5の際にダブルフォルトをしてしまった。
また、先のデルポトロとの試合では、0-40や15-40のビハインド時にもう1ポイント取ることで流れが変わる可能性はあるのに少し雑になってしまうポイントがいくつか見られる。
ポイントの状況ごとに、戦略的に感情的にあるべき状態をコーチと話し合ったり他のトッププレーヤーから学ぶことで、より勝つ確率を上げていってもらいたい。

また、時間も必要だ。
順位を一つずつ上げていくことでシードがつき、トップ選手と当たる可能性が少なくなる。上のトーナメントで多くポイントを得るためには、実力や経験だけでなく、そのトーナメントにいいドローで出るためのポイントが欲しい。そのためには1年こつこつとポイントを貯め、いいドローでより多くのポイントを取得し、また1年と積み重ねていく。
そのためには時間が必要だ。

シャパバロフは多くの能力と魅力があり見ていて楽しくなる選手だ。ぜひ、今後の活躍に注目していただきたい。
そして、ナンバーワンの座に向けて着実な道筋で歩んでいってほしい。










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