次世代の筆頭、シャパバロフ

フェデラー、ナダルが築き上げてきた男子テニス界に、その次の世代ジョコビッチ、マレーが食い込み混沌なる4強時代が訪れた。
勝つためのテニスを身に着けたジョコビッチはその4強の中でも頭角を現し、圧倒的な1強の時代がいつまでも続くかに思われた。
過酷な年間スケジュールの中、勝ち続けるそのジョコビッチの体や気力には徐々に疲労が溜まっていき、圧倒的頂点の時代は決して長くは続かなかった。もちろんベテランプレーヤーのフェデラー、ナダル、マレーもその例外ではない。体に疲労が蓄積され、その修復には大きな休養を要請される。

トップ4にもつれが生じ、次の世代のテニスプレーヤーの活躍の場が徐々に増え始め、ついに世代交代かと思われた。










そして、新しく表れた新世代がフェデラー、ナダルである。
ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にある!!!

もう、ここ15年近くもトップ選手の顔ぶれが大きく変わらないのが男子テニス界なのである。
もう一度、ジョコビッチが、はたまたマレーがトップに君臨するのか、本当に新たな世代が引っ張っていくのか、よどみに浮かぶ泡沫は何なのだろうか?
果たして、それはあるのだろうか?

トップ選手の高齢化による体力疲労、けがやけがの予備軍蓄積からその交代は近いのではないかと思う。
そう、そして次世代を担う相応しい強さをもつ選手が育ってきているからだ。

もう一歩のところまで来ているズべレフ、
ネクストジェネレーションのATPファイナルで優勝したチョン・ヒョン、準優勝のルブレフ、
そして今日紹介する、オールラウンダーでどの形でもポイントが取れるシャパバロフが若手の中でも注目に値する次世代の選手だ。

イスラエル出身のカナダ国籍の、2017年にプロに転向したばかりの選手で、名はDenis Shapovalov(デニス・シャパバロフ)という。
1999年4月15日生まれの身長183cm、体重75kgの左利き・片手バックハンドのプレースタイルである。

プロ転向前年の2016年、ウィンブルドンの男子ジュニアでは、シングルスにて優勝、ダブルスにて準優勝をしている。
2017年に、初めて開催されたレーバー・カップではズべレフ、ティアフォーとともに若手の有力選手として招待されている。

サーブもストロークもボレーもどのショットもレベルが高く、若くしてさまざまなパターンでポイントを取ることが出来る。フットワークもよく、バランス感覚もよく、相手選手が気付いた時にはネットに出てきて鮮やかなボレーを決めることもできるし、ボディに来たサーブや深く入ってきたボールでも体のバランスをうまくとりながら体幹をブラさずにうまく打つことが出来る。
トップ選手と比較して決して身長が高いほうではないが、弱点になりやすい片手バックハンドに対する攻撃に対し、守ることも攻めることも出来る。片手バックハンドの名手と言えばワウリンカが挙げられるが、同じようにコートの奥行きをうまく使って、後ろにしっかり下がってスピンをかけて打つことも出来るし、コートの中に入ってアグレッシブにポイントを取りに行くことも出来る。
一方、フォアハンドも非常に強く、逆クロス、ストレート、クロス、ショートクロスとかなり大きな角度で打つことが出来る。エースを取ることもあれば、相手を崩してからのボレーとパターンも非常に豊富だ。

王座にあと一歩のところまで来ているズべレフは、サーブ、ストロークは非常に強いが、ボレーがまだまだで戦術パターンが少なくなってしまう。恐らく、自身でも自覚をしていて、今は自分のポイントとならなくても、将来を見越してかなり挑戦的にボレーに出るようにしている。ボレーが備わったらナンバー1の座は本当に近いかもしれない。
そこでシャパバロフと言えばどうなのかというと、サーブ、ストロークに加えボレーも持っている。
そして、プレーの中でそれらを使うだけの戦術と判断力、身体能力を持っている。
ナンバー1へはあとは時間と経験だけではないのだろうか!?










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