デルポトロという化け物

ただ、復活の兆しが見え始めている。
2016年2月のデルレイビーチからの2年1カ月の復活を皮切りに徐々に調子を戻してきている。
ウィンブルドンではあのワウリンカを下したし、リオオリンピック1回戦では世界ナンバー1の鉄壁の王者ジョコビッチをタイブレークの末下した。
復活当初のバックハンドはスライスが多く、フットワークにやや難が見られたが、次第に、スライスとクロスに伸びる安定した両手バックハンドを織り交ぜ、試合勘を研ぎ澄まし、隙あらば化け物フォアを解き放つようになってきた。
サーブは相変わらず強烈だ。今後もっと精度を上げていくかもしれない。










世代交代の風は、オーストリアのティエムを筆頭に悪童キリオス、1997年生まれのズべレフと着々と歩を進めてきている。
もちろん錦織、ラオニッチも王者の座を引き剥がしにかかっている。

男子テニスは、絶対王者ジョコビッチの時代と突入したがその元では、一矢報いようと力をつけている選手がたくさんいる。
その中にデルポトロという怪物も加わったなら、テニス界に大きな旋風を巻き起こし、今後のテニス界も面白くて目の離せないものとなるだろう。

不安材料は、いくつかある。
手首の痛みは今後も心配だし、再発すればまた療養生活と戻らねばならない。誰も真似することの出来ないずば抜けたプレーをするのだから、怪我のリスクは他の選手より高いだろうし、今後は体に対してもっと慎重にケアしていく必要がある。
また、試合から遠のいていた分、体力が気になるところだ。グランドスラムの5セットマッチを決勝まで戦い抜く体力はあるかどうかだ。テニスは過密なスケジュールなため、グランドスラムに照準を合わせたケアと体作りを進めていってほしい。

最後に、リオオリンピック1回戦でジョコビッチを倒した動画を紹介する。

1セット、2セットともにタイブレークを制しての勝利を掴んでいる。
頂点に立つための技術と精神はもう持っていることがわかるだろう。
化け物フォアについては見ていただいたら分かる。

デルポトロという化け物は本当に素晴らしい選手で、テニス史に残る偉大な選手だ。
彼が、世間にもう一度世界トップクラスの選手と認められるまでは、あとは時間の問題だけだ。
今後も彼の動向に注目していただきたい。










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